同一のライドに異なる価格を設定: UberとLyftがAIで利益を最大化
巨額の利益を生み出すUber消費者レポートは、UberとLyftが同一のライドに異なる価格を設定し、利益を最大化するAI駆動型の価格戦略を使用していることを発見した。
調査では、両社の料金が50%以上も異なった場合や、偽の割引を提供することが明らかになった。
2026年6月、米国で利用者数が2億人を超えるタクシー配車サービスのUberとLyftが、同じ乗車内容でも料金を大きく変えることをConsumer Reportsが明らかにしました。同機関は2026年3月から4月にかけて、18州で174人のボランティアを動員して、数十のルートをテストしました。
料金差の実態
Consumer Reportsの調査では、UberとLyftの両社が同じ乗車内容でも料金を大きく変えることが確認されました。テストしたルートでは、最低価格と最高価格の中央値の差は約50%に達しました。また、両社は「割引」を装って高額な元価格を提示する偽装割引を実施しており、そのような割引は全割引の11%に上るとされています。
企業の反論と背景
UberとLyftは、価格差はリアルタイムの市場状況によるものだと主張しています。また、同社らは「個人に応じた基本料金の設定」や「行動や監視による価格設定」を行っていないと説明しています。Consumer Reportsはこれらの主張を否定せず、価格差が市場力だけによるものかを疑問視しています。
今後の課題
AIを活用した価格設定は、消費者や規制機関から批判を浴びています。米国では Connecticut と Maryland がすでに特定の個人化価格設定を禁止しており、他の州も同様の措置を検討しています。また、同調査では、UberとLyftが収益の43〜49.5%を取るなど、運転手の収益が減少していることも明らかになりました。
まとめ
Consumer Reportsの調査は、UberとLyftの価格設定が市場の動向だけでなく、他の要因も関与している可能性を示唆しています。今後、こうした価格差が法的規制の対象となる可能性が高まっています。
原文の冒頭を表示(英語・3段落のみ)
In March and April 2026, Consumer Reports recruited 174 volunteers to evaluate dozens of routes in 18 states to determine whether customers were charged different prices for the same rides.
Photo Illustration: Consumer Reports, Getty Images
June 16, 2026
※ 著作権に配慮し、引用は冒頭3段落までです。続きは元記事をご覧ください。